2017年11月6日(月)、同17日(金)、同21日(火)の3日間において社会福祉法人 宮城県社会福祉協議会様が運営する船形コロニー及び和風園の2か所の施設・駐車場をお借りして福祉車両の安全教室を開催致しました。
社会福祉協議会はそもそも公共性が高い民間団体であり、宮城県社会福祉協議会様は昭和25年に設立されて以降、宮城県内の福祉の中枢とも言える存在として、地域福祉推進の中核機関を担っております。施設の運営や管理もさることながら、県内全域に通ずる地域福祉に関する企画や助成、事業経営への指導等、多岐に渡る活動を行っています。
■今回の開催施設
・船形コロニー…宮城県黒川郡大和町吉田字上童子沢21 TEL/022-345-3282(事務管理センター)
・和風園(なごみなの里地域福祉サービスセンター)…宮城県黒川郡大和町小野字前沢1 TEL/022-346-2229
□社会福祉法人 宮城県社会福祉協議会様の他施設(一部)
・「養護老人ホーム 偕楽園」
・「福祉型障害児入所施設 宮城県啓佑学園」
■今回の講習会について
船形コロニー、和風園とそれぞれが障がい者向け施設、高齢者向け施設と性格が異なり、これにより送迎の対象となる利用者も変わる為、使用される車いすの形態もリクライニング型や特注製品等、様々であります。それゆえにリフト車への車いす乗降方法から、固定方法等も異なり、これらを一様に行うのでは非常に危険です。
そういった点を踏まえ、ご参加頂きました受講者の皆様が積極的に発言し、質問も多岐に渡る等、福祉・介護に対する非常に高い使命感や責任感を見て取れました。
同法人内では自動車にまつわる事故が少ない現状でありましたが、改めて安全運転に関する講習も自動車事故のプロである損害保険ジャパン日本興亜㈱にご協力を頂き、皆様に受講頂きました。参加者全員に安全運転適性検査も受験頂き、レポート結果を見て客観的に捉えた己の性格から何かしらの気付きを得て、これを今後の安全運転に活かして頂けたら幸いです。
最後に社会福祉法人 宮城県社会福祉協議会様の施設、職員の皆様の事故の無い日々を祈念しております。